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フォークロア、都市伝説、噂話などをネット上の掲示板から主に集めています。宝箱をあけてみますか?
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一人かくれんぼ
[用意する物]
・ぬいぐるみ(手と足があるもの) ・米(ぬいぐるみに詰められる程度) ・縫針 ・糸(赤) ・刃物や錐など、鋭利な物 ・塩水(コップ一杯ほど。天然塩がベター) [事前準備] 1 ぬいぐるみの綿を全抜き、代わりに米を詰める 2 自分の爪を切り、かけらを入れて縫う 3 縫い終わったらそのまま糸をぬいぐるみに巻付け、ある程度巻いたらくくる 4 風呂桶に水を張る 5 隠れる場所に塩水を用意しておく [実行手順] 1 ぬいぐるみに名前をつける(自分の名前以外なら何でも可) 2 3時になったら、『最初の鬼は○○(自分の名前)だから』とぬいぐるみに向って3回言う 3 風呂場に行き、ぬいぐるみを風呂桶に入れる 4 部屋に戻り、家中の明かりを消して、テレビをつける 5 目をつぶり10数えたら、用意した刃物を持って風呂場に行く 6 ぬいぐるみのとこへ来たら、『○○(ぬいぐるみの名前)見つけた』と言ってぬいぐるみを刺す 7 『次は○○(ぬいぐるみ)が鬼』と言いながら置く 8 置いたらすぐに逃げて隠れる [終わり方] 1 塩水を半分口にふくみ、隠れてる場所から出て、ぬいぐるみを探す(途中で塩水吐かないよう注意) 2 ぬいぐるみを見つけたら、残りの塩水をぬいぐるみにかけて、口の中の塩水も吹き掛ける 3 『私の勝ち』と3回言う 4 ぬいぐるみは必ず捨てること(最終的に燃えるかたちで) [注意点] ・家の外に出ない ・電気(明かり)は必ず消す ・隠れてる時は静かに ・同居人がいると、同居人に危害が及ぶという噂もあり PR
幽霊マンション2
そんなある夜、飲んでいて遅くなった友達を泊めることになった。
今夜は姉が留守だ。迷惑を掛けることもあるまい。 そう気軽に考えていたという。 幸い、エレベーターにあの女も乗っていない。 しかし友人は落ち着かない様子で、エレベーター中をキョロキョロと見回していた。 そしてポツリと呟く。 「変なこと聞くけどさ。ここ、何か出たりしないよね?」 この友達、広言こそしていないが、実はいわゆる“"見える人”であったらしい。 ははは、と笑って否定した直後、あっと気が付く。 ・・・あの不気味な女の人、もしかして・・・ 動揺を隠しつつ、何が見えるのか聞いてみた。 「・・・いや、箱の内壁なんだけどさ。黒い手形がびっしりと付いてるの。それも一人分じゃない。それこそ色んな人のが押されてる。中には指が満足にないのも多いけど・・・何があったのやら」 彼女も霊感が皆無な訳ではないらしいが、何も見えなかったという。 聞くんじゃなかったぁ。そう思いながらそそくさとエレベーターを降りたそうだ。 その夜中のこと。 微睡んでいると、いきなり横の布団で寝ていた友達が、彼女の布団に潜り込んできた。 そのままギュッと抱き付いてくる。 あらやだ。 ・・・実は彼女、男も女も両方イケる口である。 この友達もそのことは知っている。これは手を出してもOKということかしら? 「スマン。だけどさ・・・変なことしたら怒るよ」と友達。 残念。が、まぁこれでも良いか。そのまま抱き合って寝たのだという。 朝目が覚めると、さすがに疑問が頭をもたげた。 ノンケのあなたが、昨夜は一体どうしたん? 「夜中にさ、眠れなくてぼんやり目の前の畳を眺めていたの。 そうしたらさ、ホント目と鼻の先でさ、畳から何かがズルッと抜けてきたの。 詳しくはよく見えなかったけど、多分、元ヒトだと思う。 いや怨霊とか、そういう質の悪いモノではなかったよ。 でもこっちに気がつかれて、憑かれても困るから。 とりあえず隣の布団に逃げ込んだってワケ」 ・・・それ、畳から抜けた後、どこ行ったん? 「そのまま上昇して、天井抜けてったよ。 嫌なこと聞くけどさ。ここ最近、上の階と下の階で不幸がなかったかい?」 少し顔が引きつった。実は二週間ほど前に、すぐ上の部屋で飛び降り自殺をした人がいたからだ。でも、下の方は何もなかった筈なのね。 「あったよ、下の部屋で不幸」 朝方帰宅した姉が、サラッと答えた。へ? 「アンタつい先日、二日ほど空けたでしょ。その時、真下の奥さんが首吊ったのよ。理由は知らないし、知りたくもないけど。警察とか来て大変だったんだから。うちにも色々聞きに来たよ。アンタに教えるの、すっかり忘れちゃってた」 それだわさ。友達が納得した顔で頷く。 「立て続けに不幸が起こったモンで、通り道が出来ちゃったのね。 それも何て言うか、変なモノが通ってる。霊道とはちょっと違うみたい。すぐに何かある訳じゃないだろうけど、越すことを考えてとくのも良いかもよ」 「越したばかりだから、先立つ物がねー」 「ねー」 姉と友達はごく普通な顔でそんな会話を交わしている。 ・・・何でそんなに平然としてるの~? それが彼女には少し、腹立たしかったという。
幽霊マンション
彼女は半年ほど前に、とある山裾に造成されたマンションに引っ越した。
そこは部屋広さの割に家賃が格安で、姉妹二人で同居している彼女にとっては願ったりの物件であったらしい。 前の住人が几帳面だったのか内装も綺麗で、姉と二人で掘り出し物だと喜んだ。 「でもねぇ、何だかおかしい住民さんが居るみたいなのよねぇ」 引っ越しして間もなく、二人で夕食を共にした折、彼女はそう話してくれた。 「仕事が終わってさ、夜遅くに帰ってくるでしょ。 うちの部屋は七〇六号、つまり七階なんだけど、当然エレベーターを使う訳ね。 したら時々、変な女の人が乗っているのよ」 変な・・・って何がどう変なのさ? 「うー、とにかく不気味なの。一階で箱を呼ぶボタンを押すでしょ。 じき箱が来て扉が開くんだけど、中に髪の長ーい女の人が立ってるの。 奥向いてるから、顔とか年齢とかわからないけど、いつも同じ服格好してるん。 ボサボサ髪で両手に沢山デパートの紙袋提げて、ヨレヨレの長スカート。つーんと鼻にくる臭いも、微かにだけどしてるの」 「話し掛けても返事がないしさ。それでも最初に出くわした時は、仕方がないから一緒に乗り込んだのね。七階のボタン押したんだけど、あちらさん何も反応も動きもないのよ。『何階ですか?』って聞いてみたけど、まったくの無反応なん」 「こっちも疲れてるから、それ以上は相手せずにいたのよね。 したら、ブツブツとずっと小声でずーっと何か呟いているじゃない。勘弁してくれって感じだったの」 「二回目に出会った時は、もうさすがに一緒に乗る気はなかったん。 だからそのまま扉が閉まるに任せて、ホールでそのまま待ったの。 しばらくすると箱は上に昇っていったから、どこかの階で停まるのを確認して、もう一度ボタンを押したのね。そしたら」 ・・・そしたら? 「もう一回降りてきた箱が開くと、またしてもその女が乗ってるん。 奥の方向いたまま、ピクリとも動かないで」 う。ちょっとゾクリと来た。 「でしょ? もうとてもエレベーター利用する気になれなかったん。 だから、非常階段で延々と七階まで。それも夜中に」 その後も結局、非常階段を使うことが何度かあったという。 聞けばどうやらお姉さんの方も、件の女性を目撃していたらしい。 この棟って、非常階段使う住民がかなり多いって管理人さんが言ってたけど、おそらくその皆さん、あの女の人に出会っちゃったんだと思う。 というのは姉の弁だ。 「害がある訳じゃないんだけど・・・あってからじゃ遅いし。何より不気味だしー」 そう言って彼女は頭を抱えていた。 | カテゴリー
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